南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

今週は続く大型定期圧と寒気団の影響で海の荒れが続く遠州灘、今朝は最低気温が-3℃という冷えた朝となりました。

それでも冷えた浜名湖は豊かな海、盛りを迎えた牡蠣漁師さんや浜名湖海苔漁師さんのの出荷の活躍を見ることができます。



昨晩の風花が弁天島の瀬、いかり瀬の角を白く縁取っています。
この海岸にやってくるのはカワウやユリカモメなどがやってきて、小魚の群れがやってくるのを待ち構えています。

カワウは潜っては魚を追い、表層に浮かんだ魚はカモメたちが追う、浜名湖の冬鳥たちは力を合わせ領分を決めて漁を行います。



弁天島の赤鳥居が立ち背負う広い瀬はいかり瀬、その東に点々と干潮時に広く顔を出す島のような瀬があります。
ここもカワウやカモメたちのテリトリーです。

冬も豊かな浜名湖、この荒れがおさまれば舞阪漁港の漁が再開、来月中旬には春告げ漁のサヨリ漁も解禁されます。

そして3月からは活マダイを揚げるタイ網漁が舞阪に春を呼び込みます。寒さの向こうにもう春の漁期が迫っています。

※舞阪漁港市場のお魚さん