2015年08月15日18:27

2011年10月、舞阪在住の鈴木克章さん(以後克)が家族や友人に見送られシーカヤックで弁天島を出発、海につながる今切を越えて西廻りで日本一周の旅に出た。
以来4年、全国沿岸の各地で応援を受け、自然遺産の知床を、3.11の被災地を海から撮影・経験し多くの写真・動画を持ち故郷舞阪に戻ってきました。
一昨日浜名湖入りした克は、本日村櫛の浜名湖ボートクラブカナルにグランドゴールし、家族や親戚、かけつけた多くの仲間に迎えられました。

XIV浜名湖とグランディ浜名湖ゴルフコースの間にある水路(江堀)の突き当たりにあるゴールに向かい、克が漕ぎ寄ってきます。
「既に限界は越えていますが、それでも支援していただいた皆さんのをひと漕ぎづつ思い出し安全に故郷に戻ることに集中してきました」
陸(おか)で待つみんなが克を待ちきれず「克~!」と叫び呼び出します。
その声に応えて最後の漕ぎで真っ黒に日焼けし、成長した克が私たちの待つ陸に近づきます。

芝の上で、待ちきれずに握手、抱き留めようと岸に降りるみんなの心と一緒にグランドゴールの一瞬を経験したのです。

4年の間に36歳となった克、その旅の間には克を愛した祖父と祖母が亡くなり、漕行先から戻った克、家族は「生きていたらきっと克を褒めたでしょう」と、克の旅の時間を振り返る。
この旅の間に冒険家から自然ガイドに名を変えたのも克が体験し経験してきた旅の成果のひとつです。
グランドゴールを誰より待っていたお母さん、手作りの月桂冠で祝った仲間、遠く福島や神奈川、大阪などからかけつけた仲間が万歳をはじめます。

4年の旅の経験を経て地元・全国に貢献したいという克をみんなが囲み、座れば腰の両側に10センチほどの幅しかない小さな船に驚きます。
北海道の支援者は冬ざれた海岸の一個の点でしかない克のテントを探した思い出の写真を披露します。
たった一人の旅ではありましたが、全国で応援する仲間たちが迎えた旅がグランドゴールを迎えました。

克が旅する自分に名付けた「ひるまのながれぼし」、揺れる洋上からしっかりと陸を踏みしめた今、克はたったひとりから、全国の克として活動をはじめることでしょう。
ひるまのながれぼしは見えないけれど、私たちが見ていないものを見つけてきた。
まさに見えないけれどあるんだよと教えてくれています。
「お帰り乾杯!」、克と感動を共にした多くの仲間たちを見てお母さんが親戚のみなさんが、うんうんと頷いている。
「グランドゴールおめでとう!」、まずは体を休め、そしてまた次の人生に漕ぎだしてゆくだろうと誰もが確認したグランドゴールでした。
「おかえり!克!」
※鈴木克章ひるまのながれぼし
※鈴木克章Facebook
※舟は地球を旅する道具
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ひるまのながれぼし 舞阪発シーカヤックで日本一周鈴木克章グランドゴール!≫
カテゴリー │舞阪からカヤックで日本一周鈴木克章

2011年10月、舞阪在住の鈴木克章さん(以後克)が家族や友人に見送られシーカヤックで弁天島を出発、海につながる今切を越えて西廻りで日本一周の旅に出た。
以来4年、全国沿岸の各地で応援を受け、自然遺産の知床を、3.11の被災地を海から撮影・経験し多くの写真・動画を持ち故郷舞阪に戻ってきました。
一昨日浜名湖入りした克は、本日村櫛の浜名湖ボートクラブカナルにグランドゴールし、家族や親戚、かけつけた多くの仲間に迎えられました。

XIV浜名湖とグランディ浜名湖ゴルフコースの間にある水路(江堀)の突き当たりにあるゴールに向かい、克が漕ぎ寄ってきます。
「既に限界は越えていますが、それでも支援していただいた皆さんのをひと漕ぎづつ思い出し安全に故郷に戻ることに集中してきました」
陸(おか)で待つみんなが克を待ちきれず「克~!」と叫び呼び出します。
その声に応えて最後の漕ぎで真っ黒に日焼けし、成長した克が私たちの待つ陸に近づきます。

芝の上で、待ちきれずに握手、抱き留めようと岸に降りるみんなの心と一緒にグランドゴールの一瞬を経験したのです。

4年の間に36歳となった克、その旅の間には克を愛した祖父と祖母が亡くなり、漕行先から戻った克、家族は「生きていたらきっと克を褒めたでしょう」と、克の旅の時間を振り返る。
この旅の間に冒険家から自然ガイドに名を変えたのも克が体験し経験してきた旅の成果のひとつです。
グランドゴールを誰より待っていたお母さん、手作りの月桂冠で祝った仲間、遠く福島や神奈川、大阪などからかけつけた仲間が万歳をはじめます。

4年の旅の経験を経て地元・全国に貢献したいという克をみんなが囲み、座れば腰の両側に10センチほどの幅しかない小さな船に驚きます。
北海道の支援者は冬ざれた海岸の一個の点でしかない克のテントを探した思い出の写真を披露します。
たった一人の旅ではありましたが、全国で応援する仲間たちが迎えた旅がグランドゴールを迎えました。

克が旅する自分に名付けた「ひるまのながれぼし」、揺れる洋上からしっかりと陸を踏みしめた今、克はたったひとりから、全国の克として活動をはじめることでしょう。
ひるまのながれぼしは見えないけれど、私たちが見ていないものを見つけてきた。
まさに見えないけれどあるんだよと教えてくれています。
「お帰り乾杯!」、克と感動を共にした多くの仲間たちを見てお母さんが親戚のみなさんが、うんうんと頷いている。
「グランドゴールおめでとう!」、まずは体を休め、そしてまた次の人生に漕ぎだしてゆくだろうと誰もが確認したグランドゴールでした。
「おかえり!克!」
※鈴木克章ひるまのながれぼし
※鈴木克章Facebook
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