南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、海とつながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育ち、多くの幸が浜名湖の市場に水揚げされています。

昨年秋から雄踏港を中心に漁師さんの協力を得てアカエイを集めたのは浜名湖水産環境協議会のみなさん、浜名湖伝統の定置網を破り、尾から分かれた針に危険な毒を持つアカエイは、今では市場では扱われない迷惑魚となっています。

3月14日、舘山寺サゴーロイヤルホテルで開催された浜名湖水産環境協議会の試食会で楽しみましたメニューを紹介しましたが、今回でまとめとします。



13品ものバラエティあふれる料理を参加者と共に楽しみ、浜名湖のアカエイがさまざまな料理に活用されることがわかりました。
その味や食感を伝えることは難しいものの、大皿はどれも平らげられた人気となりました。



その中で私がこれは！と思ったものが料理外として提案されたこの品、アカエイのなまり節です。
素材であるアカエイの身の厚さを利用し、あのなまり節と同様の加工がされたこの皿この品はとても食べやすいものでした。

珍味として楽しば肴として、料理の素材としても活用しやすく、また保ちの点でも量を確保し加工しやすいのではないかと想像します。
浜名湖アカエイのなまり節、エイのなまり節として活用を期待します。



昨年の秋から冬（写真は2014年12月1日）に浜名湖の幸を水揚げする雄踏港の漁師さんの手で集められたアカエイがこの事業のために出荷されました。

浜名湖の市場はいよいよ4月2日から今年度の漁、市場が開きます。
※「雄踏港市場のお魚さん」

今年度の新しい市場魚として漁師さんが水揚げし、仲買さんが期待する売り先を持つ魚となりますよう、今後もこの活動を応援してまいります。

※取材協力：浜名湖水産環境協議会　サゴーロイヤルホテル
※浜名湖のアカエイ試食会
※雄踏港市場のお魚さん
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