舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

カテゴリー │舞阪しらす漁2014年度

舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

南浜名湖は海の産地、舞阪・新居のしらす漁が初漁初競りを迎えた今日、舞阪港の競り場から出漁黒板を紹介します。

舞阪港のしらす船は47統(とう)、この黒板には当日出漁した船が〇付してして表されています。
今日の出漁は21統でした。

舞阪のしらす船(しらす漁・タイ網漁・タチアジ漁など)は二艘で一枚の網を開き曳いています。
同じ網(漁具)を使う二艘のことを統といいます。

舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

舞阪港に係留されている船を見れば二艘づつが同じ名となっています。

これが統を組む船、しらす網を巻いた船を本船(網船=あみぶね)と呼び、もう一艘を綱船(つなぶね)と呼びます。
舞阪には47統の船があるということは94艘もの大船団が操業するということです。

舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

舞阪にはしらすを獲る漁師さんと共に昭和の初めから組むしらす加工業があります。

生しらすは新鮮なまま競り場から運び出され、湯気を揚げて待つ加工場の釜に投入されて加工がはじまります。

舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

煮窯で煮られたしらすは真っ白でふわふわの釜揚げしらすやしらす干しに加工されていきます。
その日のうちに舞阪が全国に誇るしらす商品ができあがります。

※取材協力:舞阪しらす親分一家 丸昌河合商店

舞阪しらす漁 出漁黒板で知る出漁船

最大47統94艘が水揚げする生しらすは美しいしらす干しに即日加工され、舞阪の浜松の自慢として全国の市場に送られていきます。

舞阪しらす漁の今年度の漁期は今月1月14日で終了して海を休め、3月21日に新年度の漁がはじまります。

※取材協力:浜名漁協 丸昌河合商店
舞阪しらす漁2014年度
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