南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、舞阪の魚やしらすで知られる舞阪の幸
のうち冬の幸といえば、浜名湖で丹精して育てる浜名湖海苔
があります。

年内三度の競りが行われ、新乾海苔・生海苔が発売中の舞阪
自慢の海苔を紹介いたしましょう。

浜名湖海苔のほとんどはぶち海苔（混ぜ海苔）と呼ばれる浜名
湖名産の青海苔と黒海苔を混ぜて漉いた香り高い海苔です。
九月から弁天島の瀬に千本万本の海苔杭を立て、網をかけて
育てた海苔の収穫の時を迎えるのがこの年末です。



乾海苔がぶち（混ぜ）なら生海苔は青海苔そのもの、汁物や料
理に混ぜて香り豊かにする生鮮な海苔がパック詰めされています。

青海苔とはヒトエグサという海苔草、粉末の青海苔と呼ばれる商
品はアオサなどからつくられますが、浜名湖の青海苔はヒトエグサ
と呼ばれる高級な青海苔100％でつくられています。

※海その幸　氷川丸で海苔摘み・加工をご覧ください



乾海苔のぶち海苔は、上手に炙ることでさらに香りが引き立ちます。
今年の1月、NHKの人気番組「たっぷり静岡」がしらす・海苔の名店
「山惣堀内商店」を訪れ、炙り方、楽しみ方を放送しました。
舞阪自慢の海苔は、舞阪の正月料理に欠かせない自慢の味なの
です。

※NHKたっぷり静岡　浜名湖牡蠣・浜名湖海苔



生海苔は冷蔵して保存ができます。
毎年５月から９月まで舞阪港を解放して開催される「舞阪漁港えん
ばい朝市」で舞阪夢倶楽部のみなさんが楽しませてくれる、舞阪海苔
のスープが絶品なのはご存じのとおり、塩抜きした生海苔の香りが
早朝の来場者の腹をあたため、笑顔にしています。

浜名湖ぶち海苔の販売、生海苔の販売は年末まで、しらす・海苔の
名店で行われています。
年末年始のご馳走に香りの浜名湖海苔を足してみてください。

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