雄踏港かくれんぼ 手ぬぐいの下はなあに

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雄踏港かくれんぼ 手ぬぐいの下はなあに

手ぬぐいや晒(さらし)をおやつに蒸かしたおイモの上にかけてある。
こればかりはタオルでは真似ができまえんね。

さらりと軽く、濡れてもすぐに乾く、昭和の景色にはズボンの腰に手
ぬぐいをぶらさげる姿をよく見たものでした。

南浜名湖 雄踏港市場にズラリ並んだ籠に色とりどりの手ぬぐいが
かけられています。
その手ぬぐいは海水で湿してあるのです。

ズラリ並んだ東側から競りがはじまりますが、競りの直前までこの手
ぬぐいで守られているものはなあに?

雄踏港かくれんぼ 手ぬぐいの下はなあに

※市場の照明で色が変ってみえています。

はい、競りがはじまる直前手ぬぐいがとられました。

「サイマキ(クルマエビ)」です。

一枚目の写真で籠が二段になっていますが、下の段の籠には氷が
入っています。活きたままを新鮮に競りにかけようと工夫する漁師さん
の苦心がわかります。

浜名湖の名産クルマエビは地元では「サイマキ」と呼ばれています。

雄踏港かくれんぼ 手ぬぐいの下はなあに

浜名湖の砂底に済むサイマキはプリップリの美味しさ、浜名湖料理を
出すお店では夏の定番料理ネタとして楽しむことができます。

大きなものは天ぷらに、こぶりのものは野菜と一緒にかき揚げに、香
ばしくて香りよく、口でプチンと弾けるのが浜名湖もの、漁師さんの大
切な扱いで私たちは浜名湖サイマキを楽しむことができるのです。

南浜名湖を訪れたなら 雄踏港の浜名湖もの、サイマキを召し上がり
ください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所



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