塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

カテゴリー │焼鳥「肥後」

塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

漁で朝が早い南浜名湖舞阪の町は、午後四時を過ぎればすっか
り今日の仕事は終わり、漁師さんも加工業者さんも晩酌タイムが
やってきます。

「今日はいいクルマエビが入ったよ」

JR弁天島駅から斜めに舞阪港方面へ、赤い弁天橋を渡れば左
先に見えて来るのが魚がうまい焼鳥肥後が赤い提灯を出してい
ます。

塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

いよいよ初夏、浜名湖クルマエビの旬がやってきます。
飴色の体がくるりと丸くなれば、背の模様でまるで「車」のように
見える、ピンピンと跳ねる活きクルマエビはこの季節からの舞阪
の自慢のひとつです。

塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

「今日はイサキもよいのが入ったよ」

肥後の生簀はカウンターの角にある海水水槽、その中に鯛と一
緒に泳ぐのは初夏の勢い魚イサキ、黄色いヒレの活魚が群れて
泳いでいます。

塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

お客さんが来てから捌くのが舞阪のモチガツオ、肥後のオヤジ
さんの包丁の見せどころ、ギラリ光る皮つきのカツオは、もちろん
午後に目の前の舞阪港に揚がったばかりのものなのです。

これを時間をかけず、夕方に造って食うのが「モチガツオ」食いの
作法です。

塩焼きでいくかい 舞阪肥後のクルマエビ

そこへ浜名湖のあさりが到着、ゴロリゴロゴロと大きいあさりは五
月の貝、身が充実した今、楽しみたい浜名湖ならではのご馳走です。

さて、呑みますかと座ればよいところ、こうしてご案内を先とする。
南浜名湖で今晩の呑み処をお探しのみなさまにお知らせといたし
ます。

まだ充分に明るい舞阪、肥後のカウンターは早いものがちで埋まっ
てまいります。



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