弁天島潮干狩り ハマグリをほおばる

カテゴリー │浜名湖弁天島潮干狩り2012

弁天島潮干狩り ハマグリをほおばる

先日、毎朝見逃せないNHKの連ドラ「カーネーション」を楽しんだ後、
有働アナのあさイチがはじまると、なんと「アサリのおいしい食べ方」
を紹介していた。

知った知識をすぐにも試したいと思っていると、船上カメラマンさんアカニシ、アサリとハマグリ
をいただきました。

今回は「ハマグリ」編、こちらも試したいことがありました。

小説家にして釣り師、釣りを知らぬ男でも師の本は夢中で読み進む
中に、何度も何度も読み返した一節があるのです。

師は朝日新聞の連載でアラスカに旅をします(オーパ、オーパ!!)

ここでバタークラム(ハマグリ類)を食します。

「皿いっぱいに茹でたのを一コつづフウフウ吹きながらつまみとり、
吸水管の包皮を手早くむしり、チキンスープでちゃぽちゃぽと洗った
後、とかしたバターにぴちょっとつけたのをポイと頬張る。」
※オーパ、オーパ!!より

名文を読む度に「ハマグリが手に入ったら是非」などと意気込めど
叶わず、弁天島のハマグリは酒蒸しの鍋の中へと並ぶのです。

弁天島潮干狩り ハマグリをほおばる

鍋に置きましたるハマグリの大きさは今年の弁天島の潮干狩りを予
測させる大ぶり、南浜名湖の豊穣を現しています。

鍋を火にかけまして取り出しましたる酒を適量まわしかけまして、蓋
をする。

ハマグリはその熱く大きな殻の中に海のオツユをたっぷりと溜めて
います。パックリと口をあけましたところで食卓に届きます。

ふりかけた酒の量よりはるか多いオツユの中に殻をつけて開くハマ
グリは調味料いらずの潮の味、開高師のように書けずとも、海のオツ
ユでちゃぽちゃぽと洗いまして頬張ります。

贅沢なり、豊穣なり南浜名湖のハマグリ、4月1日からの潮干狩りで
は狙って(狙えませんが)ハマグリを持ち帰りたいものであります。

船上カメラマンさん、ごちそうさまでした。



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