海に黙祷

カテゴリー │2011.3.11

海に黙祷

あの大震災から一年、家族が宮城県気仙沼で被災した私(初代弁天
小僧)はおだやかな弁天島の海を眺めています。

2011年3月11日14時46分18秒、宮城県牡鹿半島沖の東南東沖130
kmの海底を震源として東北地方太平洋沖大震災(東日本大震災)が
発生しました。

観測史上最大規模のマグニチュード9を記録した地震は地域によって
波高10m以上、最大遡上高40mのも上る大津波が発生させました。

死亡1万5854人行方不明3274人(3月8日現在)、東北地方、関東地
方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらしました。

ニュース速報で、家族が住む気仙沼港が津波に吞み込まれ、船舶、
家屋が流され、火災の映像を観た時は、ただ呆然と声もでませんで
した。

それでも何かしたいと考え悩みました。

先日も帰省しましたが、まだまだ道路の整備は進まない中で冬を越
そうと東北はあえいでいます。

全国からの災害ボランティアが活躍し、災害復興にかかわる関係機
関と力を合わせて復興しようとする気仙沼は、まだまだ瓦礫の問題が
ネックになっています。
生活家財等、放置されたままでは、気持ちの切り替えができないの
です。

現在全国規模での協力体制が敷かれはじめ、期待をしておりますが、
瓦礫が撤去されないと、道路整備もできず、地域によっては、慢性的な
交通渋滞で生活に支障をきたしております。

家族の中でただ一人、この地であの震災を知った私は今日、全国から
力を貸していただいている皆様と共に働きたいと思っています。

今日はお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

そして一日でも早く、広い範囲の被災地の皆様にあたり前の日常生活
が戻りますようにと微力ながらも活動したいと思います。

寄付や募金・瓦礫受入の署名等、自分達ができる事で応援したいと思
います。

第二の故郷弁天島より、「海に向って黙祷!」
弁天島の海と気仙沼、東北・関東の海と心はつながっています。

より多くの人のご理解とご協力をお願いいたします。

3.11 初代弁天小僧 鈴木



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