舞阪港3:47分

カテゴリー │舞阪港 遠州灘刺し網漁

舞阪港3:47分

朝が早い働き者が舞阪港の漁師さんたちです。

ただ朝早いだけでなく、その仕事は前日から続き朝を過ぎ、昼
まで続いている。漁業は自然を相手にし、夜も眠らない大変な
仕事です。

今日は遊漁船の哲昌丸の和久田船長に誘っていただき「再び
シイラの海へ」行ってきましたが、その話題は後日、早朝4時
集合の舞阪港へ行けば、そこには煌々と灯りをつけて作業を
続ける漁師さんご一家がいらっしゃいました。

漁堅丸の中塩さんご一家です。

刺し網漁は前日の午後、遠州灘に刺し網を仕掛けます。
その網を揚げるのが午前0時過ぎの時間、長い網を揚げながら
ガニ(ワタリガニ)やコチ、ヒラメなどを活けで持ち帰ります。

舞阪港3:47分

新鮮で活かしで出荷する魚介を船の着場で網から外します。
細いテグスでつくられた網にからみついたガニや魚を傷つけず
にはずす仕事はとても根気がいる仕事です。

網を入れ網を揚げるだけでなく、持ち帰って網から外す仕事を
共にするご家族の協力なしではこの漁はできません。

網には投棄されたゴミがかかったり、時には流木などさまざま
なものがかかります。漁の対象ではない小さな生き物も無数に
かかります。
それをはずし、また今日午後の漁に使えるよう網をきれいに
まとめていきます。

舞阪港3:47分

海水を循環させた「船」の中には網にからんだガニやコチなど
が見えています。
これを朝までに全て外し、セリにかけ、また午後には網の仕掛
けに向かう。

私たちがいただく舞阪港の幸たちは休む間もなく働く漁師さん
ご一家の働きによって市場に出されます。
家族そろって午前3時から働くことによってあの舞阪の自慢の魚
が手に入るのです。

中塩さんご一家の網はずしで面白いものを見せていただきました。
それはまた次回紹介させていただきます。

早朝からお話聞かせていただきありがとうございました。



同じカテゴリー(舞阪港 遠州灘刺し網漁)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪港3:47分
    コメント(0)