梅雨入りと共に中断された舞阪港のモチガツオ漁が、梅雨の晴れ間
の今日再開、遠州灘沖の大海にモチガツオ船団が勇躍向かいました。
午後の舞阪港に「豊漁」の報が流れると、その報はさまざまに伝えられ
船団が戻る時間にはモチガツオを待ちかねた料理人さん、魚屋さんで
賑わいます。
港に船が入ればこうして見下ろしてその水揚げを期待を持って囲むの
が舞阪モチガツオの魅力と期待を表わしています。
「漁徳丸」の英治船長の水揚げです。
水揚げしたモチガツオは船上で大きさ別にボウラに納められ、計量所に
運ばれます。
ここでボウラ毎に札が入り、競り場の床に並べられます。
出漁した海域、モチガツオの質と大きさ、持ち帰り方などでモチガツオは
厳しく目利きされ、競られて舞阪のブランドガツオは出荷されていきます。
水揚げされた舞阪モチガツオはサイズをあげ、見事な紡錘形をしています。
新鮮を保つ、釣り揚げ即締められたモチガツオは、ぶ厚いスポンジと氷の
ベッドに寝かされて運ばれています。
舞阪のモチガツオは数軒の仲買さんの競りの後、今日の午後から夕方に
間に合うように魚屋さん、料理人さんに渡っていきます。
朝の雄踏港市場で活躍した
丸小水産のばあばが、笑顔でカツオを提げて
置き場に戻ってきます。
よりよいカツオをと待つ料理人さんがばあばの持つカツオを待っています。
明日は土曜の休漁日、五月の末日に豊漁を遂げた舞阪モチガツオ船団は
続く六月の大海へと向かっていきます。
※取材協力:浜名漁協 漁徳丸 丸小水産のばあば
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舞阪モチガツオ漁
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