舞阪漁港トラフグ 丸く膨らんだトラフグ

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舞阪漁港トラフグ 丸く膨らんだトラフグ

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪は遠州灘に網を曳き幸を水揚げしながらも外洋に面しない良港です。

真冬の海は風の海、沖の荒れが続き出漁がままなりませんが風止めば舞阪のトラフグ船団が全国から期待される漁が再開されます。

トラフグは1kg台の小さなものから育てば10キロに近いほどの大物にもなりますがフグですからこんな風に膨らんでしまうこともあります。

舞阪漁港トラフグ 丸く膨らんだトラフグ

トラフグの腹が膨らむと腹はスベスベではなくこのように細かい突起に被われています。

素手で持ち上げればやや痛いほどの突起は、体を膨らませて天敵などに対抗する手段なのでしょうか。

一本の縄に約600本ものエサがつけられた枝バリをつけて遠州灘に沈め巻き上げる漁師さんは釣りあがったトラフグを大切に活かして水揚げします。

舞阪漁港トラフグ 丸く膨らんだトラフグ

このように膨らまないように運ぶのが大変ですが、港に着いて競り用の借り生け簀に放たれても大きく膨らんだままのトラフグとならぬよう漁師さんが鎮めています。

全国が求める舞阪のトラフグ漁は秋から春の漁、10月から真冬を越えて3月まで行われます。

南浜名湖あそび隊!


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