舞阪沖深海の寄生獣 サナダミズヒキガニ

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舞阪沖深海の寄生獣 サナダミズヒキガニ

海の産地舞阪は2月末までがトラフグの漁期、いよいよ3月から活マダイ漁、3月21日からシラス漁がはじまります。
この時期を活かしてかつて見つけた深海の生き物を紹介しています。

舞阪港の沖には深海の産地相模湾・駿河湾と同様の深い淵があります。

陸(おか)から視れば水平線辺りの300mもの深海に網曳く共榮丸は舞阪名物メヒカリやアカスエビなどに混ざり深海の珍しい生き物が港にやってきます。

小さな甲羅に長い脚、舞阪に揚がるタカアシガニの子のようにも見えるサナダミズヒキガニです。
魚の間に交ざってやってきますので脚が揃った完全体のものは珍しいものです。

甲羅から長く伸びた目がまるで漫画やアニメで見る寄生獣を想像させる生き物です。

舞阪沖深海の寄生獣 サナダミズヒキガニ

サナダミズヒキガニはこれほどの大きさです。
同じ漁で水揚げされるタカアシガニは育てば2メートル以上の大きさになりますが、同じように長い脚を持つこのカニはこの大きさ。

それでも何が棲むのかわからない深海のこと、網が届かないさらなる深海にはタカアシガニより大きなこのカニが棲んでいるかもしれませんね。

そしてそれは寄生獣の仲間かもしれないのです。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
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