南浜名湖あそび隊！

舞阪大太鼓まつりこと岐佐（きさ）神社祭典は、御輿の渡御に
伴い、大太鼓及び手踊りを行うまつりです。

御輿がお山に納まってもまだ供の列は石段下に続きます。
年番新町の太鼓は既にお山の上、続く新町・仲町・西町と年
番の順に大太鼓が石段をあがっていきます。

「仲町」朝日青年太鼓が石段を上がります。
既に石段に傾く太鼓は頭上に迫る大太鼓、向こうで青年が
太鼓台をこじているのが見えます。
力を合わせて一段から数段を一気に上げていきます。



一日手踊りで子供太鼓で供をした子供たちが石段を上がる
大太鼓を見つめます。
舞阪の子は勇壮な大太鼓の音、その衝撃音ともいえるリズム
を聞き、憧れて育ちます。
四年毎の年番に、次は何歳の時だろうと考えます。
そして子供太鼓から大きな太鼓へと成長してゆくのです。



大太鼓の前で綱を曳く中心に木遣りが立ち、音頭を取ります、
音頭に合せて唱和し、一気に数段をずりあげてゆく大太鼓は
各町の誇り、打ち鳴らしながら我が町の太鼓を誇ります。



境内に上がった太鼓を打ち鳴らす時間は五分間、既に年番
砂町の太鼓があがり、新町があがり、太鼓を終えています。
この時が仲町の太鼓の時、今年の太鼓を打ち鳴らす見せ所
です。



残り二分の指があがり、大太鼓の上に太鼓を覆うシートを持
った青年が登場します。
舞阪大太鼓まつりは時間のまつり、秒単位で決められた中
で太鼓の音が響き、そして終えてゆくのです。

※舞阪大太鼓まつり2013
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