南浜名湖あそび隊！

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南浜名湖の秋は、空と海がそれぞれの色を混ぜあって始まってい
きます。空気が澄んでゆくからです。

朝の海の色が変ったのは空の色が変ったから、空は海にその色を
映して冴えを知るのです。

弁天島乙女園は夕陽の名所、秋の夕焼けは見事なものですが、さ
らに一時を待てば空と海がその色を用い合う時を迎えます。



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浜名湖は西に北に蒼き山々を背負っています。
手前が村櫛のある庄内半島、その向こうに三ヶ日の山、さらにその
向こうに湖西連山、そして青霞む遠くに愛知県の本宮山を臨むことが
できます。

空は夕暮れのひととき、山をも蒼く染めて見せてくれるのです。



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牡蠣棚です。

浜名湖は育ちの海、美しい自然の中に海を育てる多くの人が暮らし
ています。
美しい海と共に暮らす里海には、潮の干満を繰り返しくりかえしして
牡蠣が共に育ってゆくのです。



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遠いお山の向こうに沈んだ夕陽の残照の刹那、雲さえもが海を蒼く
染めています。

静かなしずかな浜名湖の海は、魚たちが潮に乗って泳ぎ出します。
暮しの海に仕掛けた網をまだ暗いうちから揚げようと、漁師さんは明
日のために早く休むのです。

秋の浜名湖を紹介するこのシリーズは明日に続きます。

※写真：舞阪海幸彦さん
※舞阪海幸彦海を撮る

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