南浜名湖あそび隊！

南浜名湖の海が、八月の輝きから熟れた秋へと変ろうとしてい
ます。

今朝からはじまった弁天島海浜公園ビーチと深みとを区切るフラ
ッグやフロートが撤去され、空は高くなり秋の雲が刷毛をひいて
います。

それでも今日も海覗きする子供たち、浅瀬で小さなタモ網を持って
は海の生き物を探す親子が楽しんでいます。
弁天島の海には、大きなヤドカリが棲んでいて、子供たちを、いつ
までも子供な私たちのような大人を楽しませてくれています。



ただいま連載中のはまなこ里海の会「アマモ場観察会＆袋網漁
体験」でも多くのヤドカリを拾い、観察することができました。

じつはヤドカリ好きなあそび隊は「南浜名湖ヤドカリくん」というカ
テゴリーを持つほど、浜名湖の遠州灘のヤドカリを見つけてはあ
損でもらっています。

今年の春はアサリの不漁となり、資源保護のために潮干狩りが
中止となり、多くの人を残念に思わせた浜名湖でしたが、その代り、
海を訪れる子供たちは海の生き物と遊ぶことができました。

大きなヤドカリを海から拾えばきっと海が浜名湖が好きになる。
この美しい浜名湖をずっと生き物たちの海にしようと思う気持ちが
生まれるのです。

ヤドカリたちはまだまだ秋の海で遊び、やがて深みへと帰っていき
ます。それと共に豊かな秋の魚たちがやってくるのです。

※南浜名湖ヤドカリくん
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