南浜名湖あそび隊！

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浜名湖の伝統漁業のひとつ「角立て（かくだて）網漁」の網は、南
浜名湖の海の各所で見ることができます。

弁天島から渚園を経て浜名湖を渡る浜名湖橋、雄踏から橋を渡り
中ノ島を経て村櫛へ向う橋の両側に、←→の形に杭を立てて仕掛
けられた網を見ることができます。

これが角立て網、袋網漁（定置網）です。



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雄踏や村櫛の漁師さんが仕掛けたこの網は、早暁に揚げられて、
雄踏港市場に並びます。
夕方前には網は海に降ろされて、また明日の漁果を待つのです。

どんなにベテラン漁師さんでも、朝の網を揚げる瞬間はワクワクす
るという何がかかるかわからない魚種豊富な浜名湖の伝統漁なの
です。



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浜名湖が金色に染まる頃、汐の干満の海を泳ぐ魚たちはこの網に
沿って泳ぎます。
そして先端の袋網に入って、明日の浜名湖の幸となるのです。

金色の海の生き物たちは、明日の朝、漁師さんに満願の笑みを与
え早起きして働く仕事の褒美となるのです。

※写真：舞阪海幸彦さん