はまなこ里海の会 袋網の魚たち

カテゴリー │袋網漁見学会

はまなこ里海の会 袋網の魚たち

浜名湖の豊かな自然や幸を守り育てよう、NPOはまなこ里海の会
は定期的に浜名湖の自然観察会、浜名湖の伝統漁の体験などさ
まざまなイベントを開催しています。

8月18日(土)に開催された浜名湖の伝統漁袋網漁(角立て=かく
だて漁)見学会では船で村櫛沖へ見学に出かけました。

村櫛の漁師さん高山さんから袋網に入った魚を見せていただきま
す。

はまなこ里海の会 袋網の魚たち

網ですくいあげられたのはアイゴの子たち、アイゴは浜名湖では
「シャクシャ」と呼ばれ、食べられる魚ですが、毒をもつトゲを持つこ
と、まだ小さいことから浜名湖に戻されます。
漁師さんはこうして幼魚を戻し、魚を育てながら漁をしています。

はまなこ里海の会 袋網の魚たち

広い浜名湖の真ん中に設置された袋網から水揚げする仕事の大変
さを私たちは知ります。
網で作業する高山さんの船を取り巻いて私たちは漁の様子を見る
のです。

はまなこ里海の会 袋網の魚たち

大きな魚が入っていました。
これは浜名湖に多く棲むセイゴ、出世魚であるセイゴはマダカ、スズキ
と大きくなるたびに呼び名が変り、1メートルにも成長する浜名湖の大
魚です。

ここで心配されていた天気が変り、雨が近づいてきました。
夏の雨は馬の背を分けるといいますが、舘山寺方面から雨が湖に降り
つけてきました。

残念ながら見学はここで終わり、安全第一の見学会の船は再び弁天島
を目指します。
高山さんの揚げた網をゆっくり見ることはできませんでしたが、のちほど
弁天島に届けてくれるそうです。

夏の雨の海を体験しながら私たちは弁天島への小さな冒険を続けてい
くのです。

※取材協力:はまなこ里海の会



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