浜名湖 ツメが生え変わるカニの不思議

カテゴリー │浜名湖生き物みつけ隊!

浜名湖 ツメが生え変わるカニの不思議

「こんなの写真撮ったらどう?」

南浜名湖 雄踏港市場の仲買の海老仙のスタッフさんが見せてく
れたのは一匹のササガニ(ガザミ=ワタリガニ)です。

「よく見てごらん」と言われてみれば不思議不思議、片方のツメが
(ハサミ脚)白いのです。

そこで「浜名湖でドウマンを一番売る男」ことよらっせYUTOの大
将が解説していただきました。

「カニはね、ハサミがとれてしまうと再生するんだよ、この脚はまだ
成長中で色がついていない、そのうちに同じ色になるんだよ」

なるほど、また一つ教えていただきました。カニのハサミは再生する。
魚などに襲われると脚を自切して逃げるというカニの脚は再生して
戻るのです。

浜名湖 ツメが生え変わるカニの不思議

さて、このカニはなんという名でしょう。弁天島の潮干狩り場などで
もよく見かける砂に潜っている小さなカニです。
もちろん市場にあがるわけではなく、魚に混ざって入ってきたもので
した。

「これはエビを買ってくれた人にあげようかな」、よらっせYUTOのエ
ビのパックの中のどれかに入れるようですよ。

カニのハサミの再生、白いツメのカニを見るのはとても珍しいことだ
そうです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙 よらっせYUTO



同じカテゴリー(浜名湖生き物みつけ隊!)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
浜名湖 ツメが生え変わるカニの不思議
    コメント(0)