弁天島 シャクシャ(アイゴ)の刺身

カテゴリー │正一丸三枚刺し網黒鯛漁

弁天島 シャクシャ(アイゴ)の刺身

「どうだ、うまいだろう」

日曜日の南浜名湖弁天島、潮干狩り桟橋は遅い午後の干潮時
間まで、渡船にあたる船頭さんは待ちの時間でした。

「刺身を食いにおいで」と誘っていただいたのは、第一正一丸の
正一さんです。
三枚刺し網の漁から戻り、仲間の漁師さんに自慢の漁果をふる
まいます。
この美しい刺身は普段めったに口に入らない魚なのです。

「シャクシャ(アイゴ)」です。

弁天島 シャクシャ(アイゴ)の刺身

アイゴは浜名湖の黒鯛などに混ざって漁や釣りの対象になります
が、セビレなどの鋭い棘に毒を持ち、(写真は丁寧にヒレを取り除
いてあります)刺されたらひどく痛みます。

そのためと、磯臭いなどと言われて好まれませんがトレトレならば
刺身は絶品のうまさがあるのです。

弁天島 シャクシャ(アイゴ)の刺身

アイゴは桟橋の上で刺身に造られていきます。
海の男たちがふるまう刺身は海風の桟橋でいっそううまく感ずるの
です。

ちょっと嫌われ者と知り合ってみれば、すばらしい出会いとなった。
浜名湖のシャクシャ(アイゴ)は桟橋で食べるに限るのです。

第一正一丸の正一さん、ご馳走さまでした。



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この記事へのコメント
韓国の人が、この魚に刺されてアイゴ!!って言ったそうです。そこからアイゴって名前がついた・・・・らしいです^^;
韓国語でアイゴは痛いって意味なんだそうです。
真意の程はわかりません^^;
Posted by 幻想堂 at 2012年05月14日 16:08
幻想堂さん、こんばんは
なるほどの薀蓄ありがとうございます。
魚にはさまざまな産地名があって興味が尽きませんね。
Posted by イチロー@二代目弁天小僧イチロー@二代目弁天小僧 at 2012年05月15日 19:24
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