舞阪港しらす漁 曳き綱を受け取る

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舞阪港しらす漁 曳き綱を受け取る

舞阪港の活気をあげる生しらす漁はシロコ漁と呼ばれています。
船はシロコ船、一枚の袋網を二艘で曳く二艘曳きで行われてい
ます。

船長が無線で綱船(つなぶね)に連絡します「揚げるぞ」。
綱(つな)を曳いていた綱船が網船(あみぶね)に近づいてきま
す。
網を巻いて揚げるのは網船(あみぶね)、綱船(つなぶね)は曳
いていた綱を網船に返すのです。

舞阪港しらす漁 曳き綱を受け取る

両船はキャビンの後ろから綱を曳いています。綱船(つなぶね)
は重い曳き綱を外して直接渡すわけではなく、綱(つな)につけた
枝の細い綱を網船に放ります。

舞阪港しらす漁 曳き綱を受け取る

網船(あみぶね)が受け取り、網を巻く巻車につなげると、綱船
(つなぶね)はキャビンの後ろにつけた太い綱を外します。
綱をロックする金物が外れる「バシュッ」という音がして主綱は
はずれ、回収した網船(あみぶね)は巻車に取り付けます。

舞阪港しらす漁 曳き綱を受け取る

キャビンの後ろの巻車が回転しはじめ、海底まで這っていた綱
(つな)が巻き上げられていきます。
乗り子たちは両舷で綱(つな)を巻きながら回収していきます。
一度目の網(あみ)が揚がってきます。

※取材協力:冨士丸



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