舞阪港しらす漁 船上の男たち

カテゴリー │舞阪港しらす漁 冨士丸

舞阪港しらす漁 船上の男たち

舞阪を早朝5時に出漁したシロコ船(しらす漁船)は遠州灘を行く。
冨士丸に乗せていただき、この日最初の網は磐田市竜洋沖に流
していきます。

舞阪のシロコ漁は二艘曳き、乗せていただいた第三冨士丸は巻
いた網を降ろす網船(あみぶね)です。
網を曳く片側の綱(つな)を堀江利明船長のお父さん、船主の堀江
さんが第一冨士丸で曳いています。
綱船(つなぶね)第一冨士丸には船長の弟さんが綱を受けています。

網船(あみぶね)の船尾では網を出して空となった巻車の後ろでマ
サユキさんが曳き綱(つな)を確認しています。

舞阪港しらす漁 船上の男たち

網を投入する、網を曳く方向、揚げるタイミングは網船の利明船長
が指揮をとります。キャビンに備えた高性能の魚群探知機にシロコ
の群れが映ります。
底の群れ、少し浮いた中層の群れなどに向けて網を調整し船を進め
ます。

舞阪港しらす漁 船上の男たち

船首側甲板では、乗り子のミキサ、ヒロ、ミチアキさんらが準備を始
めます。
冨士丸の伝統は徹底的な清潔さで漁をすること、洗ってある道具を
さらにまた塩水で清め、徹底的にキレイにしていきます。
後に報告しますが、舐めてもよいほどきれいな甲板が保ち続けられ
ていきます。

舞阪港しらす漁 船上の男たち

隣で綱を曳く第一冨士丸と、乗船した第三冨士丸は遠州灘をスロー
で進みます。
キャビンで慎重に操舵する船長の指示を待ち、網揚げがはじまります。

※取材協力:冨士丸



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