マツダイは木の葉となって漂う浜名湖のシーラカンス

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マツダイは木の葉となって漂う浜名湖のシーラカンス

浜名湖生き物みつけ隊!

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が集まる市場や遠州灘の幸が揚がる舞阪漁港に出かければ珍しい魚に出会うことがあります。

種名がわからない時には多くを教えていただける「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」を参照し、種名を学びます。

https://www.zukan-bouz.com/

かつて浜名湖に多いマツダイを調べた時、その文中マツダイの生態を紹介する一節が気になりました。

「幼魚のときには、木の葉や木の破片などに擬態して水面を漂っている。体内から小魚などが出てくることが多い。成魚になっても水面近くを漂う。」

昨日の市場で珍しい幼魚を見ることが叶いました。

マツダイは木の葉となって漂う浜名湖のシーラカンス

こちらは成魚、紹介する度にその姿から「浜名湖のシーラカンス」と紹介するとおり、この姿の異様なこと、こんな魚が浜名湖に棲むかと驚きます。

かつてシイラ釣りで沖の潮目の流れ藻の下につくシイラにキャストすると、シイラより先に海中から飛び出したマツダイを見ています。

それほどの魚がまた浜名湖に棲み、浜名湖の小型定置網にかかります。

そして浜名湖に多いマツダイはやはり幼魚から浜名湖にいて、まるで木の葉のように漂っているのです。

小さな木の葉のようなマツダイを見ることができました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏市場の漁師さん

南浜名湖あそび隊!


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