桜えび日本一 由比港漁協 ありがとう

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年12月21日 17:15



南浜名湖舞阪港といえばしらす漁、舞阪港と同様に駿河湾のしら
す漁ほか、日本一の桜えび漁の拠点である由比港は、二年間の
新港建設を終えたばかり、漁協のみなさんの案内で見学させてい
ただたレポートは今日で終了です。

旧港に新設された浜のかきあげやで桜エビを堪能した後、旧港に
舫われた船を見ています。

この船が桜エビを獲る船、6.5トンほどの船に揃えられています。
舞阪港の船は沿岸から沖までを行くために舳先は波を切るように
長く伸びていますが、沿岸で漁する由比の船は舳先が丸いのが
特徴です。



二艘で桜エビ網を扱う船には多くの照明器が取り付けられてい
ます。早朝4時頃とまだ朝とはいえない真っ暗な海に灯りをつけ、
深海から浮かび揚がってくるエビを獲るのです。
そして夜明け前の新港の施設に水揚げし、5:45分からの競りま
で桜エビは冷蔵されて待つのです。



由比のしらす船は舞阪港のしらす船よりぐっと小型、船尾には
小型の巻車(まきしゃ=網を巻く)が取り付けられています。
乗員は2人、一艘曳きで生しらすを獲っています。



早朝までに漁を終えてしまう由比港の船たちが翌朝を待ってい
ます。機能的に配置された漁具・設備を見れば活躍する漁師さん
の姿が見えるようにも思えます。
働く船の美しさはどの港も同じ、そして各港競いあって働いている
のです。



新港の構想は40年前から、昨年2月まで2年の建築期間を経て
生まれた新港は、日本一の桜エビを獲る由比の漁師さん漁協の
みなさんの自慢の港、今回は取材させていただき感謝いたします。
またこの機会をいただいたみなさまに感謝いたします。

※取材協力:由比港漁協
由比港漁協を訪ねる
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事