舞阪港かくれんぼ 美しい赤いヒレ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月13日 07:05



南浜名湖は海の産地、遠州灘の魚を水揚げする舞阪港で活躍する
仲買人さんの生簀(いけす=活きた魚を泳がせておく水槽)で赤い
不思議を見つけました。

鋭いトゲがズラリと並び、薄い膜で繋がっています。
下にも同じく並んでいますが、これは海の怪物などではありません。
水面に浮かんだある魚のヒレが映っているのです。



もう少し覗き込んでみましょう。
真っ赤な美しい鱗が並び、長い背ビレを持つ魚が生簀に浮かんでい
ます。
海には多くの魚が泳いでいますが、この代表的な魚を知らない人は
いませんね。



もうわかりましたね。
このお魚はマダイです。目の上に青いシャドウをつけた美しい遠州灘
のお魚です。

遠州灘を泳ぐマダイたちは鯛網漁(たいあみりょう)の網から船のカン
コウ(生簀)に移されて泳いだまま舞阪港に到着します。
そして競られた後、こうして仲買さんの生簀の海でまた泳ぎ出すのです。

※取材協力:浜名漁協 丸小水産

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