舞阪港かくれんぼ マンゴー色の子

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年01月03日 07:05



新年はめでたく赤いお魚ではじめます「かくれんぼ」の第一回は
丸くポカンと口を開いたお魚です。

関西では「グジ」と呼ばれるこの魚は、遠州灘の沖の深みの砂
底に穴を掘って棲んでいます。



美しいキラキラの目をしてるでしょう。

舞阪港に揚がる魚のうちで最も美しいと思うこの魚、魚の色という
より熟れたマンゴーの色や美しい桃を思わせる色をしています。

一昨年舞阪港の英治船長の漁徳丸で三枚刺し網漁に連れていって
いただいて以来、この美魚の色の美しさこそと思っています。



この魚は「アマダイ(アカアマダイ)」です。
白いアマダイは「白川」と呼ばれ上品な白色をしていますが、色は
こちらがすばらしい。

昆布締めしていただくほか、そのまま焼いていただいても上品な
その身がほろりとはずれて美味しいお魚です。

去年はオリーブ油で皮を焼くように料理していただくことを教えてい
ただきましたが、今年はさらにと思う美しくおいしいお魚のひとつです。
見かけましたらお試しください。

※取材協力:浜名漁協

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