舞阪港かくれんぼ　誰のお顔

南浜名湖 舞阪港ははや初夏の海の幸を揚げています。

顔を出して誰の顔もありませんが、ずっとずっと大きなものが取
引されるこの魚の小さなちいさな仔を見つけました。

一節では先日見つけました「レプトケファレス」が成長してなるの
がこの魚だそうです。

「アナゴ」です。



舞阪港には鰻ほどの大きさ、それ以上に育ったアナゴが水揚げ
されますが、このアナゴの仔は底曳き網に入ったもの。
美しい茶色の体に白い点がつづくのがアナゴの特徴です。

手の平に乗ってしまうほどのアナゴの仔です。

鰻の仔（シラスウナギ＝メッコ）が不漁の今年、鰻の価格はまさに
鰻昇りになっているそうですが、アナゴは好調、たっぷりとタレをか
けていただくアナゴの天ぷらや丼は、また違った楽しみがあるもの
ですね。

※取材協力：浜名漁協