ニホンウナギ資源回復願い遠州灘に親ウナギ放流

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ニホンウナギ資源回復願い遠州灘に親ウナギ放流

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

昨日実施され既にテレビ報道、静岡新聞・中日新聞などメディアでもお伝えされています浜名湖発 親うなぎ放流事業の第一回放流が行われ、同行してきました。詳細は後日さまざまにお伝えしますが速報いたします。

ニホンウナギ資源回復願い遠州灘に親ウナギ放流

浜名湖に流れ入る川に棲む天然ウナギはこの季節に海である浜名湖に下ります。

その中から親うなぎ(メスは10歳ほど・オスは4歳以上)を選別し、市場で買い上げて遠州灘に放ち、遠く西太平洋のグアム島に近いマリアナ海溝付近の産卵場への旅を助けるのが既に7年続くプロジェクトです。

昨日の午後、放流出港する舞阪漁港にはこのプロジェクトに関わる浜名湖のうなぎ関連団体・業者の代表、漁師さん、多数のメディアが集まり旅する親うなぎを見送りいただきました。

ニホンウナギ資源回復願い遠州灘に親ウナギ放流

第一回放流に集めた親ウナギは105.7kg、263匹、写真で見れば大きく太いウナギが10歳ほどの成熟したメスのウナギ、細く見える方はオスのウナギです。

成熟した親ウナギは銀化(ぎんけ)という体色の変化を見せ、黄ウナギと呼ばれる天然うなぎとは色が違います。旅にむけてヒレが大きくなり、浮き袋が発達し、また卵巣などが発達するといいます。

ニホンウナギ資源回復願い遠州灘に親ウナギ放流

放流のために借り上げた舞阪漁港の漁船2艘で舞阪沖への放流に向かいました。

今年の放流は買い上げ資金の一部をクラウドファンディングのFAAVO静岡を活用し浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」として支援いただくことなどにより広く支援の輪を広げています。

今後も続く放流事業、ここでまた放流連絡会の会長を務める海老仙(加茂仙一郎社長)のサイトで紹介してまいります。
応援ください。



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