南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、今年度の第一回舞阪漁港えんばい朝市を大成功におさめた舞阪漁港は昨日から再びカツオ漁・タイ網漁が出漁、午後の港を賑わっています。

カツオの競りの列から落札したカツオを提げてきた丸小水産のばあばを撮らせていただきました。

魚屋人生54年、市場の誰もが「ばあば！」と呼び慕うばあばは、注文を受けたカツオを確実に確保するのが仕事、カツオ揚がったの報で港へ急ぐ料理店や居酒屋さんの注文のカツオを取り置きます。



豊漁となった昨日ほどではないものの月曜から揚がったカツオは、浜名漁協のスタッフのみなさんが海水で洗い清めた床に並びます。

カツオは横一列（総重量の計量札を貼った）が競り（入札）単位、列のカツオのkg単位の価格で競われます。



まるで金属を感じさせる黒潮の子は曳き縄で釣りあげたばかりは白を感じさせる美しさ、やがて縞が見えるようになり、洋上からぶ厚いスポンジに寝かされ水氷で絶妙に冷やされて運ばれ舞阪モチガツオができあがります。

市場に並ぶカツオは時に青く光ります。

モチガツオへの期待に応える漁師さん、注文を確実に確保する仲買さん、受け取ったカツオを持って店へと走る魚屋さん料理店・居酒屋のみなさんで混み合う舞阪港の熱気はまだまだ続きます。

舞阪発モチガツオはやわらかいままのモチモチ食感を愉しむカツオ、そのためには私たちも夕方に走らればいけません。

※取材協力：浜名漁協　丸小水産のばあば
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