南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、来週に大漁祈願・海上安全の舞阪大太鼓まつりを迎える舞阪は、祭りのご馳走を揃える底曳き漁が連日出漁しています。

舞阪港で魚屋人生五十三年、市場の誰もが「ばあば！」と呼び慕う丸小（まるこ）水産のばあばにタカアシガニを見せていただきました。

時に大漁となる底曳き漁のカニといえば、世界最大に育つタカアシガニです。
相模湾や駿河湾と同様の深みを沖に持つ舞阪はタカアシガニが水揚げされる港、市場名は面白く「ヘイケカニ」と呼ばれています。

ガニではなくカニ、ヘイケカニという呼び方も面白いものです。



底曳き漁の共榮丸のカンコウ（カンコ＝生け簀）で運ばれる活けタカアシガニはばあばの仮生け簀に入れられています。
動くタカアシガニが見られるのも舞阪港の魅力のひとつです。

甲羅にはたっぷりのミソ、長い足には身が詰まり、身とミソを和えるとさらにおいしいタカアシガニです。



舞阪大太鼓祭り（岐佐神社祭典）に欠かせないのがアカムツです。

同じ底曳き漁で獲れるアカムツは祭りのご馳走の中心となります。
黒いほうがクロムツ、赤いほうがアカムツです。この煮付けが祭りの祝い膳の中心となります。

祭り近し、漁師さんのはりきる舞阪港は今日も賑わい、ばあばが忙しくなりそうです。

丸小水産（火曜定休）はこんなお店、マップはこちらです。

※取材協力：浜名漁協　丸小水産のばあば
※丸小水産ばあばのオススメ
※舞阪港のお魚さん
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