乙女園涼景 残照

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乙女園涼景 残照

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「残照」という言葉をご存知でしょうか。日が沈んでからも雲などに
照り映えて残っている光を「残照」と云うのです。

18:58分です。
海を渡った夏の太陽が海の向こうのお山に沈んでしまっても、少し
そのまま待ってみてください。
そこから弁天島乙女園の残照を見ることができるのです。

乙女園涼景 残照

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19:02分です。残照がはじまります。
夏の光が消えてしまった西の空がまた明るくなってきます。
そして名残の光が空を海をまた美しく染め始めるのです。

カメラマンはこの光を待って乙女園に立つのです。

乙女園涼景 残照

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19:09分です。
昼には青い空を映していた青い海は、残照の時にもう一度空と海が
つながります。
同じ色に染まって見せてくれるのです。

夏の日は熟れていきます。そして対岸の灯が見え始めたら、その灯
と共に空は海の群青色に呑み込まれてゆくのです。

弁天島乙女園の今日が終わります。

※写真:舞阪海幸彦さん



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舞阪 風花(2014-03-10 19:38)


 
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