南浜名湖あそび隊！

いよいよ4月1日からはじまる弁天島潮干狩り、昨年は弁天島遊船組
合（間瀬組合長）のご協力でさまざまに取材させていただきました。

潮干狩りのお客さんがどっさりとアサリを採ってくると、よく聞かれる質
問がありました。「この巻貝は食べられますか」

それが潮干狩りでよく拾える「アカニシ」です。

角のないサザエのようなアカニシは、地元の料理店、居酒屋でもよく
食べられている弁天島のご馳走のひとつです。

昨日船上カメラマンさんにいただいたアカニシを早速食べてみました。

鍋にアカニシを入れて、水から沸騰させていきます。沸騰させればほぼ
できあがり、とても簡単ですね！



皿にあげると、フタが開いています。このフタはサザエほど頑丈ではあ
りません、フォークなどで実を刺してくるりと回しながら身を取り出します。



身はまるでサザエのようです。
くるりと回しながら抜けば貝の先端の「ぐるぐる」まできれいにとれます。

アカニシはじつはアサリを食べてしまう食害をしますが、潮干狩りの浅瀬
に転がっていますから掘ることもなく拾えます。
えいやっ！と拾うと、半分くらいは大きなヤドカリが入っています。
子供たちは大ヤドカリのニシを見つけてバンザイして喜びます。



腹やモツは苦味や砂を持っていますが、貝の入口あたりをスライスすれ
ば、サザエやアワビのような食感が楽しめます。
ワサビ醤油やお好みの調味料で召し上がりください。

弁天島の広い潮干狩り場でアサリ掘りと共に、アカニシ拾いも楽しむ。
楽しい潮干狩りは4月1日からはじまります。
ご予定ください。