浜名湖マダコ育つ! 丸小水産ばあばのオススメ 299回

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年06月27日 14:44



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

梅雨のこの時期、海に近い南浜名湖はマダコたちが育つ海、春にはピンポン玉などと呼ばれるほど小さかったマダコは、同じく春から育つワタリガニやエビ類を食べて育ちます。

浜名湖の幸が水揚げされる早朝の雄踏(ゆうとう)港市場で、魚屋人生55年、市場の誰もが「ばあば!」と呼び慕う丸小水産のばあばにマダコを見せていただきました。



人がうらやむおいしいワタリガニやクルマエビなどを食べて育つマダコはこの時期にグッと成長して1kgを超えるほどの大きさに育ちます。

カニやエビを食べて育つマダコだからこそ、浜名湖のマダコは味が濃いといわれ、漁で釣りで獲られています。

市場ではマダコの処理の仕方を教えてくれる漁師さんがいます。

「マダコを手に入れたらな、袋(コンビニ袋のような)に入れて冷凍庫で凍らせちゃうんだよ、食べる時には流水ですすげばヌルも一緒に取れるから、茹でればいいんだよ」

マダコのヌルヌルを取るには塩で揉むなどの方法がありますが冷凍庫で凍らせてしまうという方法は楽そうですね。

味が濃い浜名湖のマダコ、釣りをやらない方は丸小水産ばあばの直営店などで手に入れてください。
この時期のマダコを手に入れてタコ飯を楽しむ。おいしいですよ。

丸小水産(火曜定休)はこんなお店マップはこちらです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 丸小水産のばあば
丸小水産ばあばのオススメ
雄踏港市場のお魚さん

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