舞阪港 イナダのあたま・イナダのしっぽ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年11月03日 11:15



南浜名湖は海の産地、遠州灘に網を曳く二艘曳きタイ網漁が
活マダイやクロダイを水揚げして活気をあげています。

舞阪港で美しい黄色の尾を見つけました。
久しぶりの「魚のあたま・魚のしっぽ」で紹介いたしましょう。

カツオやサワラなど海を高速で泳ぐ魚の尾はこんなカッコイイ形
をしています。さてこの美しい尾は誰のものでしょう。



背が緑色、腹は真っ白な丸々と太った魚、目から黄色の線があ
る特徴があります。

「イナダ」です。

イナダはブリの子、大きくなれば1メートルを超えるブリは北陸が
名物ですが遠州灘でも獲れ、やがてブリに育っていきます。
あの赤みを帯びた脂が多いお刺身でお馴染みのブリの子です。



タイ網漁で混獲されるイナダは一匹1kgほどの小さなもの、大きな
ブリは家庭用とはいえませんが、小さなイナダなら家族で楽しむ
刺身用となります。
まだブリのような脂はのっていませんが、若魚の刺身を楽しめる
舞阪の冬はじまりの魚たちです。

※取材協力:浜名漁協
舞阪港市場のお魚さん
魚のあたま・魚のしっぽ
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事