浜名湖のアサリ復活 種苗アサリたち育て
浜名湖のアサリを復活させよう!
浜名湖の二大漁業のひとつ浜名湖アサリの激減で、潮干狩り中
止の英断をし、資源保護に努めた今年。
全国で初となるアサリ漁師さん「浜名漁協採貝組合連合会」によ
る、アサリ人工種苗・天然採苗が行われ、見事稚貝が育ち、放流
の日がやってきました。
浜名湖の東湾(村櫛の東、庄内湖入口付近)に卵(ラン)から育て
た4ヶ月の成果の稚貝を放流します。
5月初旬から廃墟ともいえる建物を掃除整備し、「浜名漁協アサリ
種苗センター」で試行錯誤しながら育てた稚貝たちの旅立ちです。
米粒ほどの小豆粒ほどのアサリたちは、全て種苗センター生まれ、
育ちのアサリを浜名湖の将来に向けて放つのです。
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大きなバンザイはこちらです。
蒔き終わった種苗センター生まれのアサリたちが沈んでゆく中を、
種苗センター運営のリーダーとして活躍した山本兼三会長がバン
ザイをはじめます。
全員が4ヶ月の苦労の成果が文字どおり実を結んだバンザイに呼応
します。
浜名漁協採貝組合連合会のアサリ人工種苗事業は見事稚貝を生み、
育て漁場に蒔くことができました。
決して数の上では満足ではなくとも、4ヶ月の挑戦はアサリ漁師さん
の近い将来を育てる方法を自らの手で確立しました。
長く報告してまいりましたアサリ人工種苗はここで終わり、次に天然
採苗の様子を見にいきます。
そこでも浜名湖の将来を見ることができるのです。
※浜名漁協採貝組合連合会
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浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗
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