浜名湖怪魚　ハナオコゼのあたま・ハナオコゼのしっぽ

南浜名湖は海の産地、最南端の今切（いまぎれ）で遠州灘とつ
ながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の生き物が行き来する
海ともいえる湖です。

「珍しい魚が獲れたゾ」、浜名湖雄踏（ゆうとう）港の漁師さんは、
珍しい魚が獲れると、浜名湖体験学習施設ウォットの研究用に
と、備えられた生簀に放ちます。
その中で泳いでいた魚は、とても珍しい魚でした。



「ハナオコゼ」です。

浜名湖の人気者「カエルアンコウ」と似ていますが、お腹が膨らま
ず、まるで手足のように生えたヒレの形が違います。

オコゼといえば背ビレに猛毒を持ちますから恐る恐る撮らせていた
だきました。



浜名湖の砂底に潜み、エビなどを食べる肉食のハナオコゼ、海とつ
ながり多くの生き物を育む浜名湖には、こんな面白い魚も棲んでい
るのです。
この後、ウォットに運ばれるハナオコゼ、多くのみなさんに観察して
いただきたい珍しいお魚です。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所
※魚のあたま・魚のしっぽ
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