舞阪港 投げ釣り魚 イシモチのあたま・イシモチのしっぽ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年08月17日 07:00



南浜名湖は海の産地、産地舞阪港には遠州灘の幸が水揚げさ
れています。
長く美しく続く遠州灘の沿岸の砂浜から、投げ釣りで楽しむ釣り
魚もその幸の中で見つけることができます。

「イシモチ」です。

釣りではグジとも呼ばれるこの魚は、岸近くのサーフに棲んで
います。生きているイシモチを持てば、グーグーと鳴く、浮き袋を
膨らめ、吐くことで音を立てることができます。



この魚、尊敬する開高健兄が旅をした南米への釣行、「もっと広く」
に登場する。
かの地ではコルビーナと呼ばれる同種の魚は、サーフの波の中に
きらめいている。

かつて若き日の父は釣りに凝り、夜釣りに連れていってくれた。
カーバイトを燃すランプのアセチレン灯とその臭いの中で、イシモチ
を釣り、翌日の食卓に出た白身のうまさを覚えています。



美しい白銀の鱗を持つ、ご馳走白身を持つイシモチは、世界で釣りの
対象となり、また港を賑わせる魚となっています。

※取材協力:舞阪港
魚のあたま・魚のしっぽ
舞阪港のお魚さん
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