浜名湖クルマエビ　バルタン星人のあたま　しっぽ

南浜名湖は海の産地、産地の市場に水揚げされるさまざまな魚、
エビ・カニをクローズアップして紹介するのが「魚のあたま・魚の
しっぽ」です。

浜名湖の初夏から夏の幸といえばサイマキと呼ばれるクルマエビ
です。
美しい尾を持っていることは紹介しましたが、もうひとつ、クルマエ
ビの頭の先は二つに分かれています。
こうして撮ってみるとわかるでしょうか。

この角度でみると懐かしいウルトラマンの「バルタン星人」にも似て
います。あの「フォフォフォ」と不気味に笑う人気の宇宙人です。

調べてみればバルタンはウルトラシリーズに前出したセミ人間を
改造して作られたものとか、ならばセミなのだけれど、やはりあの
二つに分かれた頭の上の突起とハサミ脚を見ればエビを想像する
のです。



浜名湖の夏のはじまりと共に雄踏（ゆうとう）港市場に水揚げされ
るプリプリのサイマキ（クルマエビ）、二つに分かれたその頭を見
れば、あのバルタン星人を思い出すのです。

この星人、茹でて食べると真っ赤にも変身するのです。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　海老仙
※魚のあたま・魚のしっぽ

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