舞阪港カツオ漁哲昌丸 潜行板浮上す

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年04月29日 14:15



南浜名湖は海の産地、舞阪に活気を運ぶカツオ漁船が、舞阪のブ
ランドカツオ「モチガツオ」を水揚げしています。

モチガツオの獲れる黒潮の枝潮の海に連れていってくれたのは舞
阪港のカツオ船「哲昌丸」、船から流し曳く曳き縄の先に黒潮の子
たちが飛びついてきます。

曳き縄の先につける仕掛けはさまざま、海面をホップするヒコウキの
他に潜行板という漁具がカツオを惹き付けます。
その名の通り、潜行板は海面下でカツオにアピールする漁具、潜行
板の特徴はカツオが食えば浮かび上がって教えてくれます。



潜行板の先に「!」の驚きと怒りに満ちたカツオが浮かびあがります。
進む哲昌丸はスピードを緩めず曳き縄を曳いたまま、怒るカツオは右
へ左へと泳いで縄から逃れようとしています。



操舵コントロールを船尾に移した船長は曳き縄をたぐりたぐりし、泳ぐ
黒潮の子と対峙します。
美しい泳ぐカツオが船尾へと引き寄せられてくるのです。



黒潮から一本づつ手早くたぐるのが舞阪カツオ漁師の仕事、活きのよ
いままのカツオを船尾へと引っこ抜くのです。
カツオは最後の海で瞠目します。対決は続き、やがて美しい子は船長
の腕に躍り込んでくるのです。

哲昌丸舞阪モチガツオ漁2013
舞阪港初ガツオ漁
舞阪でモチガツオの買える店


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