はまなこ里海の会 袋網漁見学の魚たち2

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月26日 11:15



私たちの暮らしの海、豊かな資源と美しさを持つ浜名湖を育て
保とうと活動している「NPOはまなこ里海の会」は浜名湖を紹介
するイベントを通じて浜名湖を広く紹介しています。

8月18日に開催された浜名湖の伝統漁「袋網漁(角立て=かく
だて)漁」見学会で獲れた魚を見せていただいています。

夏の浜名湖で獲れた魚を参加した親子に配って食べてもらおう
とスタッフのみなさんが活躍しています。



「セイゴ」です。
浜名湖の釣りで人気があるこの魚は小さいこのサイズは「セイゴ」
と呼びますが、1メートルほどまでに成長すると「スズキ」と呼ばれ
る出世魚です。
釣りではシーバスなどとも呼ばれています。



「マゴチ」です。

これも釣りで人気がある魚、浜名湖の砂底に潜む平べったい魚です
が、獰猛なハンターでもあり、近づく魚を一のみにしてしまう魚、ルアー
などで狙う釣り人さんが多い魚です。



「コショウダイ」です。
コショウなんて名ですからスパイスのコショウを思い出しますが、この
魚は昔のお殿様にそばに仕える小姓(こしょう)さんのこと、こんな柄の
着物を着ていたことから名づけられたそうですよ。



「カワハギ」です。
これも変った名前ですが、皮が厚く、傷をつけて皮を引っ張ればするり
と剥けてしまう。お刺身でおいしい魚です。
料理方法が名前になってしまうなんて面白いお魚ですね。

袋網漁見学で獲れた魚たち、次回は最終会、夏の浜名湖で獲れる魚
を知ることができますね。

※取材協力:NPOはまなこ里海の会

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