浜名湖 オコゼのオメメはどこにある

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年07月13日 11:15



浜名湖や遠州灘に棲む魚の中には、大変な毒を持つ魚がいます。

写真を撮ろうと近づくと、きっと「危ないから気をつけて!」と注意さ
れるのがこの魚です。

「オコゼ」です。

醜い魚はおいしい魚、魚にはそんなセオリーがあり、果たして魚な
のかと疑うような面白い顔、形の魚こそ味がよく、ご馳走になるの
です。

活きオコゼが市場のスチロールケースの中を泳いでいます。
ときどき「プクプク」と泡を出しています。



オコゼはデコボコな上に、たくさんのトゲが生え、藻のついたような
顔をしています。見えにくいのですが、この背ビレのトゲに刺された
ら大変、薬どころか、病院で手当は必須という恐ろしさなのです。

さて「プクプク」と泡を出しているオコゼの目はどこにあるのでしょうね。



「プクプク、ブクブクッ」 泡を浮かるオコゼの顔をじっと観察している
と、ふいに「おメメがパッチリ」と開いた。

泡が水面に浮いてオメメのようにパッチリと開きました。
ちょっと恐ろしいオコゼは、こうしてかわいらしい「パッチリオメメ」を持
ったとさ。

かわいいですね。でも気をつけましょうね。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

関連記事