雄踏港かくれんぼ これは誰のツメ
大きくて先が曲がった恐ろしいツメ(はさみ)が威嚇しています。
南浜名湖雄踏(ゆうとう)港の市場、活きガニたちは漁師さんの
籠があけば、一斉にツメを振り上げて動きまわり、こうして威嚇
する元気さを見せてくれます。
「コウマルガニ(イシガニ)」です。
じつはこのコウマルガニこそ、南浜名湖あそび隊!がオススメ
の「カッコイイ」カニなのです。
コウマルガニは同じワタリガニ類のササガニ(ガザミ)に比べて
体は小ぶりながら、より大きなツメ(はさみ)を持っています。
体はやや黒がかり、精悍なその姿は浜名湖の実力派カニ、ち
ょっと怖い「武闘派」的な感じがするのです。
巨大なツメはまるでポパイの腕のようにふくらみ、これに挟まれ
るととても危険なのだそうです。
もちろん市場に並ぶ前に漁師さんの手でパチンと片側のツメを
切り取られるのが漁師さんの流儀、仲買さん、料理人さんに怪
我をさせないよう配慮されています。
黒く、トゲを持つ大きなはさみ腕を持つコウマルガニ、ササガニ
を持つ方法は習いましたが、見るだけでちょっとすくんでしまうほ
どのツメを持っているのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
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