寒中に盛り 香りの浜名湖生海苔シーズンはじまる
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の寒中、沖の漁に向かえない日は浜名湖で働く漁師さんを見ることができます。
浜名湖海苔の養殖です。
浜名湖海苔は9月から弁天島から村櫛などの浅瀬に千本万本もの杭を立て網を広げてはじまります。
育った海苔の初摘みは12月から、年末には初海苔として贈答や正月用に珍重される舞阪特産の「ぶち海苔」が、まずは出荷されます。
浜名湖特産の香り高い青海苔を黒海苔と混ぜて漉くのがぶち海苔です。
年が明ければさらに需要が高い生海苔の生産がはじまります。
こちらは青海苔のみを使い、寒中浜名湖に降りて漁師さんが摘んだ海苔を洗い、小さなパックに入れて出荷され、舞阪のシラスの名店で多く販売されるほかマーケットなどにも卸されています。
生海苔は冷凍保存できるため、パックのままなどで冷凍庫に保存すれば一年浜名湖海苔の香りを楽しむことができます。
味噌汁に溶けば浜名湖の香り広がる生海苔は寒中働く漁師さんの働きが生む特産です。
浜名湖の浅瀬に広がる広大な海苔棚、潮の高さに合わせ丹精して網を調節して育てる冬の海苔養殖は春まで続く浜名湖の風物詩です。
春近づけば浜名湖の岸辺で海風に乗った海苔の香りを感ずることができます。
南浜名湖あそび隊!
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