浜名湖鷲津市場 6月の夢の浜名湖バラエティセット
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
浜名湖の雄踏市場は日曜休み、鷲津市場は土曜休みと2市場に通えば毎日休みなく浜名湖の魚を見て買う(仲買さんから)ことができます。
そんな市場ファンが「夢の浜名湖バラエティセット」と呼ぶひと籠があります。
魚の名前がわかりますか、当ててみてください。
漁師さんは市場に魚種を大きさでまとめて籠(競り単位)に入れて競り(入札)にかけますが、数がまとまらないものをまとめてひと籠にする場合があります。
そのひと籠を見ればこの季節に浜名湖を泳ぐ魚(の一部が)がわかります。少量でもさまざまな料理で楽しめるセットでもあります。
浜名湖の堤防釣りで楽しむカサゴやメバルにクロダイ、もうこの季節にマハゼがいます。
セイゴは1メートルを超える大魚となるスズキの幼魚、もう少し育てばマダカとも呼ばれています。
この季節こちらもメートル越えの大魚に育つカンパチの子が金色に体を光らせて水揚げされています。
アブとはブリの幼魚のこと、カンパチと同様大魚の幼魚が浜名湖で育っています。
初夏の美しい潮に乗ってやってくる沖の美しい潮に棲むトビウオも浜名湖に入っています。コショウダイも遠州灘を泳ぐ魚、タイと名がつきますがじつはイサキの仲間というコショウダイも夏の魚のひとつです。
今朝の鷲津市場で見せていただいた6月末の夢の浜名湖バラエティセットで浜名湖の魚を知ることができるのです。
※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津漁港の漁師さん
南浜名湖あそび隊!
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