浜名湖の鳥の最高位 五位を持つゴイサギ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2025年06月26日 06:20



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

日曜早朝の浜名湖鷲津市場で浜名湖で最も位が高い鳥に出会いました。



湖西市にある鷲津市場(浜名漁協鷲津支所)は目の前に漁師さんが船を着けられる市場で、私たちは水揚げの様子を目の前で見ることができます。

鳥たちは漁師さんが残してくれた「トリブン」をもらいにやってきます。

頭に冠羽という美しい飾り羽を持つこの鳥は「ゴイサギ」といいます。



昔むかし、醍醐天皇が庭の池にいたこの鳥を捕らえよと命じると、家来におとなしく捕まったこの鳥を神妙だと天皇は「五位」の位を与えたことからゴイサギと呼ばれるようになったといいます。



位が高いゴイサギ、漁師さんが船に残してくれたハンダ(岡山ではママカリ)を朝食にしていました。

夜行性でクワッと鳴くことから「夜烏(よがらす)」などと時代劇の盗賊のような名でも呼ばれるゴイサギです。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 五位のゴイサギ様

※南浜名湖あそび隊!

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