舞阪港内の珍客 トビウオ泳ぐ港
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。
舞阪港から漁師さんに船で沖の漁に連れていっていただくと、陸に近い潮はやや濁っていますがさらに沖に行けば匂いまで違う海域に達します。
潮を切り裂いて沖へ向かう船に驚き船と並行し追い抜いてトビウオが飛べば美しい潮に至ったことを知るのです。
ある日美しい潮の子であるトビウオを舞阪港内で見つけました。
三尾が寄り添うように岸からも近いところを泳いでいます。
トビウオは台風や大風など沖の荒れがが有るときに岸に近く逃げてくることがあります。
遠州灘沖のトビウオたちはさらに安全な浜名湖に泳ぎ入り、港に逃げ込んで嵐の荒れをやり過ごす。
沖がおさまればまた美しい潮を目指してゆくのでしょう。
滅多に見られない珍しいトビウオの美しい泳ぎを見ることができました。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪・浜名湖魚図鑑
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舞阪港のお魚さん
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