静岡文化芸術大学 舞阪漁港えんばい朝市に新しい名物「うずらコロコロ焼き」

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年06月09日 15:15



南浜名湖は海の産地、舞阪漁港を解放して毎年5月から8月までの月1回開催される「舞阪漁港えんばい朝市」に地域の大学が新しい風を吹き込んでいます。

今年の第1回えんばい朝市は5月21日(土)に開催され好評の生しらす販売や25軒の水産物・地産のおいしいものが並び3000人以上の来場者がありました。

その一角で活躍するのが静岡文化芸術大学食文化研究会(米屋武文教授ゼミ)のみなさんです。

6月9日、5月に続き6月の参加にあたり新しく考案された「うずらコロコロ焼き」の試食会が文芸大で開催されました。



静岡文化芸術大学食文化研究会と舞阪の関わりは2014年9月の「アサリの天敵ツメタガイを食べよう」というレシピ開発からはじまりました。
静岡文化芸術大学Tmetter

その後、さらに地産の魚の産地舞阪を盛り上げたいと学生たちは「うまいさプロジェクト」を興し、ツメタガイ活用の先駆者舞阪の浜名っ娘クラブや、練り物身店「魚秀」など地域のみなさんの協力を得てうまいさかおでんを開発しています。

昨年から舞阪漁港えんばい朝市実行委員会の協力を得てえんばい朝市に参加、6月の参加で5回目の参加となります。



毎回、舞阪や地産の名物を組み合わせて新しい商品を開発する学生たちが6月のえんばい朝市(6月18日)で販売するのが「うずらコロコロ焼き」、舞阪に隣接する湖西の特産うずらの卵を使います。

舞阪自慢の釜揚げしらすを入れた卵焼きをたこやき器で焼き、地産のトマトと共に串に刺してケチャップやマスタード、マヨネーズ、青海苔などをかけて鶏卵より美しい黄色を持つうずらの卵焼きを楽しむものです。



学生たちの目標は経費分を売り上げること、営利活動ではありませんが学生らしい若い発想で地産のさまざまな食材を取り入れた新しい名物食を創造することです。

今までにツメタガイの串おでんや唐揚げ、舞阪名物青海苔スープでまとめた串おでんなどを開発した食文化研究会は今年3月にはおでんの本場静岡市で開催された第10回静岡おでんフェアにもその活躍を期待されて参加、舞阪名物として地産物でまとめた串おでんを出展販売しています。

6月18日(土)の舞阪漁港えんばい朝市で販売する「うずらコロコロ焼き」は串にして食べ歩きながら会場で買い物を楽しんでいただこうというもの、限定80食、会場では本部ブースの隣での販売となります。ご期待、応援をお願いいたします。

※取材協力:静岡文化芸術大学食文化研究会 米屋武文教授 舞阪漁港えんばい朝市実行委員会
うまいさかプロジェクト
舞阪漁港えんばい朝市公式ホームページ

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