浜松地産の自慢を串にする 静岡おでんフェア

イチロー@南浜名湖.com編集長

2016年03月14日 17:49



しぞ~かおでんの本場の味を広く楽しむ第10回静岡おでんフェア(3月11日~13日)で初の学生出店となった静岡文化芸術大学食文化研究会(米屋武文教授ゼミ 以後文芸大食文会)に協力・同行して学生たちの挑戦を取材しました。

今年第10回となる静岡おでんフェアは静岡市役所前から伸びる青葉シンボルロード公園を使い、静岡おでんの名店や練り物店・第3回おでん・地酒サミットとして参加した全国からの13店を加えた37ブーステントが並んでいます。



昨年舞阪漁港えんばい朝市に地元の練り物店魚秀の協力で参加した文芸大食文会の活躍を知った静岡おでんフェア実行委員会から声がかかり、学生での初出店を果たした会のプロジェクトリーダーは文芸大3年の尼子さんです。

尼子さんら学生が出店に際し検討したことはおでん文化の静岡に浜松の大学として浜松(近隣)の地産の素材を紹介することでした。



出店前日文芸大の食品研究室に集まった学生たちは三方原ばれいしょ(じゃがいも)・とんきいのソーセージ、湖西のうずらの卵・浜松の水耕栽培のプチトマトの下処理をして冷蔵し会場に運びます。

学生に協力したのは担当教授として舞阪の幸の研究(アサリを食害するツメタガイを食べて駆除するレシピづくり・うまいさかおでん等)などを学生・舞阪の多くの協力者と共に研究してきた米屋武文教授、うまいさかプロジェクトの仲間たちです。



具材と共に学生たちが選んだのは舞阪自慢の風味と味を持つ浜名湖生海苔、えんばい朝市で出会った舞阪夢倶楽部のみなさんの浜名湖海苔のスープをヒントに、出汁に青海苔をたっぷり溶かしたスープをおでんと共にサービスします。



静岡おでんの定義の一つに「串にささっていること」があることから、うまいさかおでん静岡おでんフェアバージョンは三方原ばれいしょ・とんきいのスペシャルソーセージ・浜松水耕プチトマト・湖西のうずらの卵を串にしています。

これをコップに満たす浜名湖海苔の出汁スープと共に楽しんでもらおうという商品です。

静岡おでんのプロに混ざって出店した学生たちの活躍は続いて紹介いたします。

※取材協力:静岡文化芸術大学食文化研究会
うまいさかプロジェクト
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