毎日限定 浜名湖剥き牡蠣 カネ幸堀内商店

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年02月03日 11:15



南浜名湖は海の産地、冬の風波強いこの時期に産地舞阪に水揚げされるのが浜名湖牡蠣、舞阪の牡蠣漁師さんは8軒、浜名湖全体では30軒の牡蠣漁師さんが剥き牡蠣を出荷しています。

稚貝の間は潮通しのよい南浜名湖の牡蠣棚で、夏から山と川のミネラル豊富な奥浜名湖の棚で肥育する浜名湖牡蠣は13ヶ月をかけて出荷されています。



11月中旬からはじまる水揚げは、まだ暗い時間に奥浜名湖へ向うことかはじまります。復路には満載の牡蠣を積む船を曳く力強いエンジンの船で奥浜名湖の牡蠣棚へ向かい、舞阪へと戻ってきます。

浜名湖牡蠣の特徴は全量が「加熱用」であること、小規模のため生食用の滅菌施設を持たず、加熱用剥き牡蠣として出荷されています。
※水揚げ即日手剥きし出荷するすばらしい鮮度の牡蠣です。



舞阪港に近い北雁木(きたがんげ=江戸時代の大名渡し跡)ほか舞阪港近隣で水揚げした牡蠣は漁師さんの牡蠣剥き場へと運ばれ、剥き子さんと呼ばれる女性(が多い)が一つづつ牡蠣剥きナイフで開き、剥き牡蠣とし、剝いたものから出荷されていきます。

舞阪牡蠣がおいしいのは剥きたてであること、水に晒す時間が極めて短いことから、クリーム色(黄色)であり、ふっくらとしています。
味は「クリーミー」と評されています。



舞阪(浜名湖)の牡蠣が貴重なわけはその味のよさの上に、毎日手剥きする限界量の牡蠣を水揚げしているから。
剥き子さんのがんばりで盛りとなった今は最も忙しくなりますが、どの時間でも手に入るものではありません。
午後早い時間までには出荷されてしまいますので、早めの時間にお求めください。

舞阪の漁師料理ではフライばかりでなく「天ぷら」が好まれます。薄く衣をつけて揚げたての天ぷらを塩や醤油で楽しみます。
口いっぱいにほおばり素材の味を楽しみ、数楽しめるのが牡蠣の天ぷらの特徴です。

舞阪の牡蠣漁師さんから直売で、舞阪のしらす名店でお買い求めになり盛りの味をお楽しみください。

※取材協力:カネ幸堀内商店
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