浜名湖牡蠣 新鮮な牡蠣の見分け方

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年12月08日 11:15



南浜名湖は海の産地、寒中舞阪に水揚げされる浜名湖牡蠣は、毎日手剥きできる分だけという限定数量の牡蠣として手に入れるには急げといわれるブランド牡蠣です。

昨日に続き舞阪の牡蠣漁師さん八軒を代表するカネ幸堀内商店のみなさんの牡蠣剥き場の様子をお伝えします。

舞阪の牡蠣が手に入りにくいと言われるのは手剥き数量の限界があるから、いつ行っても手に入るわけではありません。
容量500gと1kgと量のある袋に詰めて近隣の販売店、料理店に運ぶため、剥きはじめの朝は忙しさの中にあります。

※カネ幸堀内商店の牡蠣は「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店弁天島直売店、舞阪しらす干しの丸半、雄踏のよらっせYUTOなどで手に入ります。



ベテランの剥き子さんが並び、山のような牡蠣を剥いてゆくスピードは速く、ご主人の堀内昇さんが牡蠣をパッケージして運んでいきます。

「おいしい牡蠣の選び方を知ってるかい」、ベテランの剥き子さんが声をかけてくれます。

「まずは舞阪の手剥きの牡蠣であること、その上に貝柱のところがみずみずしいものがいいんだよ」
なるほどと聞いていますと、もうひとこと

「まあ私たちは貝柱が新鮮でない牡蠣なんて見たことがないけどね」、牡蠣剥き場にドッと笑いが起ります。



朝まで奥浜名湖の牡蠣棚に吊されていた牡蠣を手剥きしていますから新鮮この上なし。
硬い殻に牡蠣剥きナイフをこじいれて身を傷つけずに開くには剥き子さんとしての修行があります。

ぷっくりと、また黄色といわれる白く水で晒されていない浜名湖牡蠣のおいしさをお楽しみください。
また、舞阪近隣で剥き立て牡蠣の料理をお楽しみください。

※取材協力:カネ幸堀内商店
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